赤城と詩歌アンソロジー 作品紹介

アンソロジー企画

平素よりお世話になっております。サークル「うみのいへ」です。

赤城と詩歌アンソロジーにつきまして詳細が確定しましたので、これをお知らせします。

どうぞよろしくお願いします。

冊子概要

赤城と詩歌アンソロジーは、2021年6月27日に、印刷冊子・電子冊子が同時に発行される予定です。掲載作品・掲載順は同一ですが、表紙や規格が異なります。下に相違点をまとめましたので、お好きな方をご利用ください。

項目印刷冊子電子冊子
規格A5版上製本
84ページ
EPUB3形式
表紙布クロス張り(みるあい)
箔押し(ゴールド)
フルカラー画像
本文縦2段組
黎ミン・新ゴ
縦1段組
標準フォント
定価2500円1000円
規格比較表

通販は、2021年6月27日から同9月26日までの3ヶ月間実施します。

電子冊子は https://uminoihe.booth.pm/items/3071781 からお求めいただけます。

印刷冊子は https://uminoihe.booth.pm/items/3071775 からお求めいただけます。

即売会については、現在8月15日開催予定の「神戸かわさき8」での販売に向けて調整を行っております。確定後、あらためてお知らせいたしますのでお待ちください。

投稿者・掲載作品

4名の方から5作品の投稿をいただきました。どうもありがとうございます。

以下では、掲載の順序にしたがって各作品を紹介します。なお、投稿者のお名前については、表示上の都合により敬称を省略しています。

ザボン「うたよみ」

「いいえ、わたしは野蛮人ですから」

「野蛮だなんて」

翔鶴からの思いがけない発言を受けて笑ってしまう赤城。

出向中の加賀と歌の贈答をする赤城を前に、翔鶴は歌の善し悪しがわからないとこぼす。

詩歌と「生命」のお話です。

大笠ゆかり「埴生の宿」

「でも、赤城さん、歌のお姉さんみたいじゃない」

「童謡とか唱歌は好きですけどね」

車での移動中、同乗者たちと童謡・唱歌の話で盛り上がる赤城。

聞いたことがあっても曲名が出てこなかったり、別の曲のメロディで覚えてしまったりするものである。

唱歌と「名前」のお話です。

ぬかてぃ「白雲たなびき」

自分もいつかはそうなると思っていたが、なってみると呆気ないもので、人間としての生活は細々と続いている。いつの間にかパン屋のおばさんだ。

過去のできごとを夢に見た赤城。しかし、夢にはこれまでの出来事――現実が少しずつ混入している。

どこからともなく聞こえてきた歌の声を思い出しながら、赤城は目覚め、涙をこぼす。

詩と「自分」のお話です。

ぬかてぃ「キャバレーにおいでよ」

私は面倒な事やまどるっこしい事は言わないわ。もし寂しいと思ったらあなたは今から空港に行ってアイオワへのチケットを購入することよ。

遠く海を越えた先に住むかつての盟友にあてて、レコードを送る赤城。

盟友からの挑発的な返事から、キャバレーの時間が動き出す。

ジャズと「人生」のお話です。

御茶ノ水 啓太郎「ひさかたのあめつしろのうた」

寂しさは秋の風とや渡るらむふるさとの野の夕暮れの空

天城の歌集を前に深い悲しみの涙を流す赤城。

手元に残された歌に向き合いながら、秋に途切れた歌集の続きをよむ。

和歌と「追憶」のお話です。

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